価値観採用と行動指針

社員採用をしよう、と決めてから1年ほどがたちました。採用にあたり役員で議論して、即戦力になるかや経験ではなく、自分たちと価値観が近いかどうかを基準にしようと決めました。そのためには、自分たちの価値観というものを明文化することが必要で、起業時にはまさかこのようなものを作ると思ってもみなかったですが、その価値観を行動指針という形で明文化しました。

株式会社デイアライブ 行動指針

  • 今後100年続く企業を作るために、今行うべきことをする
  • アウトプットのみでなく、プロセスを含めた価値を提供する
  • 売上はお客様からの評価、利益が自社の価値と考える
  • お客様に頼られるよう努力する、外注先と対等な立場で仕事をする
  • 利益を増やすだけでなく、お客様から感謝される仕事をする
  • 自由を得るためには、責任を負うことを覚悟する
  • 自律し、自立する
  • すぐ判断し、すぐ行動する
  • 人がやらない面倒なことをする、細部にこだわる
  • 批評するだけでなく、案を出す

この行動指針は、自分たち役員も完璧にできているとは言えないものですが、日々の業務を行う中で間違いなく根底に持っているものです。1年たって、改めてこれを作っておいて良かったなと感じています。自分たちの価値観はこれだ、というものを明文化しておくことで、各社員が物事を判断しやすくなりますし、評価制度のベースにすることもできます。すべての業務に、1つの軸を持つことができます。

また、内定を出した際に1冊の本を読んでもらうことにしています。それは、稲盛さんの

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと


です。この本は、尊敬する先輩経営者に勧めていただいた本で、非常に感銘を受け自分の価値観に大きな影響を与えてくれた本です。

このような、価値観や考え方の軸を持っている企業が、その価値観に共感していただく方々に支えられ成長していく、そんなモデルケースを作っていけたら良いなと思っています。支えていただいている皆さま、今後ともよろしくお願いします。